東京都と東京都内23区市町村の入札に参加するには、電子申請対応の入札用電子証明書とICカードリーダが必要です。
電子証明書やICカードリーダは、都庁や県庁から購入するものでも、量販店から購入できるものでもありません。電子入札コアシステム対応の民間認証局から購入することが必要です。
- 入札に参加して役所の仕事を取りたい!
- 役所から入札資格を持つように言われている!
- 今すぐにでも落札したい公共の案件がある!
という方もいらっしゃると思いますが、まずは、電子証明書やICカードリーダの準備が必要となる場合も少なくありません。横内行政書士法務事務所は、入札参加資格申請の専門家として電子証明書やICカードリーダの取得代行業務を専門業務として扱っている事務所です。
以下では、御社が電子証明書やICカードリーダを購入する際に必要な手続きについて、解説いたします。
どこから購入?
先ほど、記載したように入札用の電子証明書やICカードリーダは、都庁や県庁の行政機関から購入するわけでも、ビックカメラなどのパソコン量販店から購入するわけでも、アマゾンから購入するわけでもありません。
入札に必要な電子証明書/ICカードリーダは、下記の電子入札コアシステム対応の民間認証局から購入することになります。
電子入札コアシステム対応の民間認証局一覧 | |
---|---|
(会社名) | (サービス名) |
株式会社NTTネオメイト | e-ProbatioPS2 |
三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社 | DIACERT-PLUSサービス |
株式会社帝国データバンク | TDB電子認証サービスTypeA |
東北インフォメーション・システムズ株式会社 | TOiNX電子入札対応認証サービス |
日本電子認証株式会社(※) | AOSignサービス |
電子認証登記所(商業登記に基づく電子認証制度) | 法人認証カードサービス |
(※)弊所に入札参加資格申請をご依頼頂いた際は、日本電子認証株式会社の AOSignサービスが提供するAOSignカードを代行取得させて頂きます。
どうやって申込?
入札に必要な電子証明書/ICカードリーダを、上記の「電子入札コアシステム対応の民間認証局」から購入することが分かったとして、申込はどのようにおこなうのでしょうか?以下では、弊所にご依頼頂いた際に代行取得させて頂く「日本電子認証株式会社の AOSignサービス」について記載させて頂きます。
申込に必要な書類
電子証明書の申込に
必要な書類 |
申込書 | 電子証明書発行申込書(所定様式) |
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利用者本人を確認する書類 | 印鑑登録証明書 | |
住民票 | ||
所属企業を確認する書類 | 印鑑証明書 | |
登記事項証明書 | ||
ICカードの申込に
必要な書類 |
申込書 | ICカードリーダ購入申込書(所定様式) |
上記の書類一式をそろえて、日本電子認証(株)に郵送します。電子証明書発行申込書には、「会社の実印」「個人の実印」を押印する箇所があります。記載の間違いや、押印漏れには十分に注意してください。
どうやって取得?
上記の書類一式を郵送してから1週間くらいで、電子証明書を発行してもらうことができます。本人限定受取り郵便で通知が届きますので、身分証明書を持参して指定の郵便局まで受取りに行く必要があります。
取得にかかる費用は?
入札用電子証明書の取得にかかる費用は、認証局によって様々です。また、電子証明書の有効期間によって、購入費用が変わってきます。
下記は、弊所でお勧めする日本電子認証(株)のHPを参考にしています。
有効期間 | 1年+30日 | 2年+30日 | 3年+30日 | 4年+30日 | 5年+30日 |
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購入費用 | 16.500円 | 30.800円 | 42.900円 | 55.000円 | 66.000円 |
ICカードリーダ購入費用 | 9.900円 |
---|
パソコンの設定が必要?
購入した電子証明書/ICカードリーダが、パソコンで動作するためには、購入後のパソコンの設定が必要になります。電子入札システムをインストールしたり、簡易書留で届いたPIN(暗証番号)を入力して動作確認をしたり、する必要があります。
横内行政書士法務事務所に依頼した場合には?
費用
入札用電子証明書/ICカードリーダの購入を横内行政書士法務事務所にご依頼頂いた場合の費用です。
業務 | 費用 |
---|---|
電子証明書/ICカードリーダの購入申込・受取代行 | 30.000円 |
パソコンの設定 | 20.000円 |
合計 | 50.000円 |
メリット
メリット1:電子証明書の申込・受取を御社に代わって行います。
電子証明書の申込には、申込書の作成・押印・郵送など、面倒な手続きを伴います。また、電子証明書の受取にも、郵便局までいかなければなりません。いずれも、貴重な時間です。
横内行政書士法務事務所にご依頼頂いた際には、電子証明書の申込・受取を御社に代わって代行いたします。
メリット2:パソコンの設定も御社に代わって行います。
電子証明書やICカードリーダを購入した後は、電子証明書やICカードリーダが正常に動くように、パソコンの設定を行うことが必要です。パソコン操作に慣れている人は、問題ないかもしれませんが、パソコン操作に慣れていない人は、時間がかかったり、なかなかログインできなかったりと、作業に時間がかかります。
横内行政書士法務事務所にご依頼頂いた際には、御社に伺って、パソコンの操作・設定を行います。
メリット3:入札参加資格の申請も代行いたします。
入札参加資格を申請し、入札参加資格を取得しないことには、入札に参加することはできません。電子証明書やICカードリーダの取得は、あくまでも、入札に参加するために事前準備にすぎませんね。
横内行政書士法務事務所では、パソコン設定後の入札参加資格の申請手続きも御社に代わって、代行させて頂くことが可能です。
入札用電子証明書/ICカードリーダの購入でお困りの方へ
過去に入札用電子証明書やICカードリーダを購入したことがある人や、実際に入札を何回も繰り返して使い慣れている人であれば、それほど、困ることはないかもしれません。
しかし、
- これから初めて入札を行う方
- 入札のための準備を検討している方
- 電子証明書の購入などについて全く知識のない方
は、ゼロから入札の準備を行わなくてはなりません。入札の準備のためにたっぷりと時間が取れるのであれば、問題ないかもしれませんが、本業の傍ら、少ない時間の中で、入札準備のための手続きを行わなければならないとなると、一人ですべてを完了させるのは難しいように思います。
御社の目的は、あくまでも、案件を落札し売上をアップするところにあるのでしょうから、その準備段階である入札用電子証明書/ICカードリーダの購入に時間や労力を費やしていたのでは、元も子もありませんね。
横内行政書士法務事務所は
- 入札参加資格申請
- 入札のための電子証明書/ICカードリーダの購入代行
- 入札のためのパソコンの設定など
を専門業務としている行政書士事務所です。
お困りの際は、どうぞ、お気軽にお問合せください。